2018/03/01
アーツカレッジヨコハマの学生が、企業連携プロジェクトとして、あのゲーム芸人「フジタ」さんの、初めてのオリジナルゲーム『フジタのアドベンチャータワー』の制作に携わりました🙌💫
このプロジェクトはアーツカレッジヨコハマ講師 星山 孝明先生にお声かけいただき実現しました
ゲーム制作会社『有限会社ぴっくる』の代表取締役で、現役のゲームクリエイターである、星山先生にインタビューをしてまいりました
―このゲームの制作に至った経緯を教えてください!
『実はフジタさんとは、一緒に動画配信を行っていて、その中で「フジタさんのゲームを作ろう!」という話が出てきたんです。
フジタさん自身も、「ゲーム芸人を名乗っているのに、自分が主役のゲームが無いというのは少し寂しい…」と。
だから、フジタさんにとって思い入れがあるという「ドンキーコング(ゲームウォッチのゲーム)」などを参考にしながら、制作を始めました。』
―そうだったんですね。なぜ、アーツカレッジヨコハマの学生と一緒に制作しようと思ったのですか?
『現在、アーツカレッジヨコハマでゲームプログラマーコースの授業を担当しています。
だから、アーツカレッジヨコハマの学生たちが作ったものをプロに見てもらうのも面白いなと思ったのです。
プロにお願いするのも良いんだけれど、モノづくりをするなら、何かコラボして作ってみたいと、思っていたので、声をかけました。』
―実際、学生が担当したグラフィックを見て、どうでしたか?
『まず、キャラクターデザインは、何人かの学生に案を出してもらっていました。
大塚さんの描いたキャラクターデザインを選んだのは、感覚的な部分も大きかったのですが、線がしっかりしていて
キャラがたっていたのが、とても印象に残ったからです。
また、どの学生にも出来上がったものに対して、こちらの要望やイメージを伝え、チェック・修正を行っていきました。
リテイク(直し)も何度か出しましたが、これはゲーム制作の現場でも行われているので、「仕事ではこうやっていくんだ」というのを感じてもらえたのではないかな、と思います。』
―では、最後にゲーム業界を目指す高校生へメッセージをお願いします。!
『ゲーム業界に入るには、とにかく動かして、どれだけゲームを作るか、というのがポイントになります。
繰り返し作ることで、技術は身についてくるし、本当に回数勝負だと思います。
私はバグチェックのアルバイトをして、そこからゲーム業界に入りました。
今、アーツカレッジヨコハマの授業では、ゲームのプログラムで使う数学や物理を教えていますが、もともとあまり数学は得意ではなく、ゲームを作りたいから勉強し、知識を身に付けました。
高校生の皆さんもゲーム業界に興味があれば、ゲーム制作に関する本を読んで、実際にパソコンを動かしてみるのも良いと思いますよ。動く時期が早いほど、グッと夢が近づいてきますよ。』
―星山先生、ありがとうございました。
星山先生はアーツカレッジヨコハマで主にゲーム数学物理を担当していただいています
現役のゲームクリエイターの先生に毎週教えてもらうことができます
そしてアーツカレッジヨコハマのオープンキャンパスでは、毎回実習が行われているので、ゲーム制作の体験ができます
夢に近づくため、こんな機会も是非活用してくださいね